2001-08-03 ArtNo.26730
◆BSES、ジャムナガル発電事業に100%出資提案
【ムンバイ】ムンバイ拠点の電力会社Bombay Suburban Electric Supply(BSES)は、Reliance Power Ltd(RPL)が2909クロー(US$6.19億)を投じてグジャラート州Jamnagarに建設する500MWの石油コークス(petcoke)発電事業に100%出資することを提案した。
インディアン・エクスプレスが8月2日、BSES筋の消息として報じたところによれば、BSES取締役会は7月28日の会議で同方針を承認、RV Shahi会長兼MDにRPLとの交渉の全権を委ねる方針を決めた。取締役会の決定はコンサルタント会社のデュー・ディリジェンスと専門委員会の報告に基づくものと言う。
RPLは既にReliance Petroleumとベース燃料とされる石油コークスの25年購入契約を結んでいる他、別にスタートアップ燃料として高速ディーゼルと燃料油(furnace oil)、主要燃料の添加剤として石灰岩の供給を受ける契約も結んでいる。同発電所は石炭を代替燃料として使用することもできる。
プロジェクトには、信用状/グジャラート州政府の保証/グジャラート電力局(GEB)のエスクローの3段階から成る支払い保証が準備されており、Reliance Industry Ltd(RIL)のAnil Ambani重役(MD)は最近、エスクロー保証に関わるグジャラート州政府の最終認可を待っていると語った。
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