SEAnews 2001-08-03 ArtNo.26729

【コルカタ】西ベンガル州コルカタ拠点のBengal Chemicals & Pharmaceuticals Ltd (BCPL)は、欧州多国籍企業と、後者の製品をインド市場でマーケッティングすることに関する商談を進めている。
ビジネス・スタンダードが8月2日、伝えたところによれば、農業、畜産領域で用いられる消毒薬のインドにおける製造・マーケッティングに関する交渉が進められている。ＢＰＣＬのProbir Roy重役(MD)によると、交渉は技術提携に関わるもので、ＢＰＣＬの必要投資額は無視し得る。ＢＰＣＬ傘下の4工場には、遊休設備が存在し、これらを消毒薬の製造に用いることができる。関係多国籍企業は既に同社の施設を視察しており、交渉は重要な段階を迎えている。同社は最近、製薬業に照準を合わせる方針を改めて確認しており、欧州企業との交渉もその一環と言う。しかしロイ氏は交渉相手の社名を明らかにすることを避けた。
ＢＣＰＬの売上の46％は製薬部門からのもので、消費財部門が50％、残りは化学部門が占めている。(SEAnews:1997-04-10/2000-11-06参照)