2001-08-03 ArtNo.26723
◆MUL、7月の乗用車販売12%アップ、現代3.6%ダウン
【ニューデリー】Maruti Udyog Ltd(MUL)の今年7月の乗用車販売台数は2万9509台と、昨年同月の2万6337台に比べ12%、前月の2万6092台に比べ13.1%、それぞれアップ、これにともない市場シェアも58%から65%に拡大した
ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレスが8月2日報じたところによれば、この結果、今年第1四半期のMULの販売台数の伸びは15%に達した。
MULのBセグメント車両(Zen/Alto/Wagon R等)の販売台数は1万2054台をマーク、同セグメントのシェアは昨年同月の31%から51%に急伸した。この内Zenの販売台数だけで6745台を記録した。アナリストはMULが7月半ばに値上げを予告したため、駆け込み購入が増えたことも同月の売上に寄与したと見ている。
他方、Hyundai Motor India(HMI)は7月に7003台を販売したが、昨年同月の7265台を3.6%下回った。同社はBセグメントのSantroとCセグメントのAccentの他、先月はDセグメントのSonataを発売した。7月の販売台数にはソナタ55台も含まれている。今年第1四半期の販売台数は昨年同期比8%増の3万687台となった。同社のY S Kim重役(MD)は、7月の販売台数の下降には、ディーラー段階における在庫調整も影響していると指摘した。7月の業界全体の乗用車販売台数が4万5400台とすれば、HMIの市場シェアは15.43%になる。
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