2001-08-02 ArtNo.26714
◆第1四半期の乗用車/バイク輸出アップ、商用車/多目的車ダウン
【ニューデリー】今年第1四半期(2001/4-6)の車両輸出は乗用車とモーターサイクルを除き、何れもマイナス成長を記録した。
エコノミック・タイムズが7月31日、インド自動車製造業者協会(SIMA)の発表を引用し報じたところによれば、第1四半期の乗用車輸出はマーケット・リーダー、Maruti Udyog Ltd(MUL)及びDaewoo Motors India Ltd(DMIL)の不振に関わらず、昨年同期の4643台から9455台に103.6%の成長を見た。MULの輸出台数は3273台から2592台に20.8%ダウン、DMILのそれは97.6%減の30台にとどまった。しかしHyundai Motor Indiaの輸出台数は30台から615台に激増、Tata Engineering and Locomotive Company Ltd(Telco)は50台から67台に34%アップした。またFord Indiaの輸出台数は6132台、General Motors Indiaは19台をマークした。
今年第1四半期の多目的車輸出は昨年同期の979台から681台に30.2%下降した。これは主にTelcoの輸出が47.8%減の487台にとどまったため。しかしMULの多目的車輸出は717.6%増の139台、Mahindra & Mahindra(M&M)の輸出は89.6%増の55台をマークした。
今年第1四半期の商用車輸出も昨年同期の2649台から1956台に26.1%下降した。これはマーケット・リーダー、Telcoの輸出が32.4%減の1396台にとどまったため。中・大型商用車輸出は51%減の437台、軽商用車輸出は13.5%減の1519台だった。Ashok Leylandの輸出は54.4%減の199台にとどまったが、EicherとSwaraj Mmazdaの軽商用車輸出は152%増の232台と248%増の87台を記録した。
今年第1四半期のモーターサイクル輸出は昨年同期の9862台から1万1585台に17.4%アップした。Yamahaの輸出は19%減の3713台にとどまったが、Hero Hondaは74.1%増の3110台、Bajaj Autoは41.3%増の3540台をマークした。
しかし第1四半期のスクーター輸出は昨年同期の7182台から5644台に21.4%下降した。Bajajは20%減の1977台、Kinetic Motorは70.8%減の960台にとどまった。しかしLMLは9.2%増の2363台、TVS-Suzukiは309.5%増の344台を輸出した。
第1四半期にはモーペッドの輸出も前年同期の1万2877台から7243台に43.7%下降した。これは主にMajestic Autoの同期の輸出が54.9%減の4278台にとどまったため。
第1四半期の三輪車の輸出台数は37.3%減の2590台に下降した。Bajaj Autoの同期の輸出台数は前年同期を34.8%下回る2404台だった。
|