SEAnews 2001-08-02 ArtNo.26711

【ムンバイ】年商6500クロー(US$13.84億)のＲＰＧグループに属するRPG Cablesは、光ファイバー・ケーブル(OFC)の製造規模を現在の13万ファイバー・キロ・メートル(fkm)から44万ｆｋｍに拡大する計画だ。
インディアン・エクスプレスが7月31日、ＲＰＧケーブルの年次レポートを引用し報じたところによると、ＯＦＣの国内需要は年率40％の成長が見込まれる。同社のＯＦＣ部門は昨年黒字転換を実現、初めてグループ利益に貢献した。世界的なＯＦＣ原料の不足に関わらず、昨年。同社は6万ｆｋｍ以上のＯＦＣを販売した。
ＯＦＣ原料の光ファイバーの供給不足は今後も持続する見通しのため、サプライヤーと長期ベースの契約を結んでいる。また引き続き民間部門オペレーターとインターネット領域に照準を合わせた市場開拓に力を入れる。
電力ケーブル部門に関してはハイ・マージンのXLPE領域に照準を合わせ、マーケット・シェアを拡大した。
ＲＰＧケーブルは最近買収したDadra and Nagar Haveli直轄区Silvassaに位置する工場のコスト効率の良さを梃子にＰＶＣケーブルを生産、市場シェアの一層の拡大を図る。プレミアム・セグメントの電力ケーブル市場では同社は既にマーケット・リーダーの1社に名を連ねている。
通信ケーブルの昨年の売上は子会社Concepta Cables Ltdの98.90クローを含め327クロー(US$6963万)、電力ケーブルのそれは92クロー(US$1959万)を記録した。