2001-08-02 ArtNo.26704
◆上半期のCTV販売8%アップ、三星電子のシェア急伸張
【カルカッタ】今年上半期(2001/1-6)のカラー・テレビジョン(CTV)販売は、順調なモンスーンに支えられ、249万7500台をマーク、昨年同期の231万800台から8%拡大した。
エコノミック・タイムズが8月1日、市場調査会社ORGのレポートを引用し、報じたところによれば、今年、CTV市場は低調なスタートを切ったが、順調なモンスーンに伴う農村需要の拡大から復調に転じた。
より興味深いことは各社マーケット・シェアの推移で、韓国のSamsungとLGが伸張した反面、地元のBPLとOnidaのシェアは縮小した。しかしLGのシェア番付は5位と、変わらなかった。これに対してSamsungはOnidaに代わり3位に浮上した。Samsungのシェアは昨年6月の7.2%から2001年5月の8.5%、6月の9.2%と、急速な拡大を見た。
マーケット・リーダー、BPLはトップの座を守ったものの、市場シェアは昨年6月の19%から今年5月の17.6%、6月の17.4%と、下降の一途を辿った。Onidaのシェアは昨年6月の12%から今年6月の8.7%に急降下した。
Videoconは地元CTVメーカーの中で唯一市場シェアを昨年6月の10.7%から今年6月の11.4%に拡大させ、2位の座を守った。
フィリップスのシェアは昨年同月の4%から今年6月の4.7%に拡大したが、ソニーのそれは3.4%から3%に縮小した。とは言えソニーのシェアは今年5月の2.7%から多少改善している。
|