2001-07-31 ArtNo.26692
◆ダイキン、全国9カ所に“ソリューション・プラザ”開店
【ニューデリー】ダイキンとSiddharth Shriram グループのSiel Ltdが80:20の出資率で設けたDaikin Shriram Air-conditioning Pvt Ltd(DSAPL)は、今年全国9カ所に専門店“Solution Plazas”を設けるとともに、ディラーの訓練に本腰を入れる。
インディアン・エクスプレスが7月30日報じたところによれば、DSAPLは8月半ばにウッタルプラデシュ州Lucknowに1000平方フィートのソリューション・プラザ第1店舗を設ける。ダイキンがシンガポールに設けた専門店と同じパターンが採用されるフランチャイズ店は、2001-02年度末までに9店設置され、第2店舗はタミールナド州チェンナイに設けられる。
DSAPLは3.6クローを投じてディーラーの訓練プログラムを実施、別にプロモーション活動に6クローを支出する予定だ。DSAPLのT Nakamoto重役によると、ディーラー訓練プログラムは、トータル・コスト・コンセプト(TCC)に基づいており、コスト/運転効率/据え付けの容易さ等の総合的な長期メリットをディーラーに理解させることにある。同社の製品は何れのセグメントにおいても、他社製品の価格を20~40%上回るため、この種の長期的メリットをユーザーに伝える必要がある。インドのような国では、初期コスト以上に運転コストが重要なため、その点をディーラーに徹底して理解させる必要がある。
一方、DSAPLは今年4月、ディーラーが正しいソリューションを直ちに見いだすことができるソフトウェアをデリー、ムンバイ、チェンナイに導入したが、2001年9月までに全国の都市に拡張すると言う。
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