2001-07-30 ArtNo.26679
◆バジャジ電器、トップライン増進の成長志向戦略推進
【ムンバイ】年商6700クロー(US$14.27億)のBajaj Groupの一翼を担うBajaj Electricals Ltd(BEL)は、トップ・ラインの増進を通じ、ボトムラインの改善を図る狙いから“Mission Excel”と銘打った成長志向戦略を実践している。
インディアン・エクスプレスが7月28日伝えたところによれば、今年は、家電部門では、ガス・レンジ、ヘア・ドライヤー、フード・プロセッサー等の新製品が、照明器具部門では、省エネランプ“Bajaj Ecolux CFL”が発売される。またBajaj International Pvt Ltdが担当する輸出業務も拡張され、今年の輸出売上は昨年の18クローから30クロー以上に拡大が図られる。
BELは事業多角化の一環としてVankusawadeで風力発電プロジェクトに着手したが、さらに12.5クローを投じて第2の風力発電施設が設けられる見通しで、またソーラ・エネルギー領域への進出も研究している。
BELのR Ramakrishnan社長によると新輸出市場を開拓する狙いからラテン・アメリカに注目している。Ranjangaon工場の試運転が開始されたことから、電柱ビジネスも輸出の拡大に貢献するもとの見られる。
コスト削減を図る狙いから国際市場から部品・材料を調達する可能性も研究しており、最近は中国の大手家電会社GD Midea Holding Co Ltdから中国製の卓上・床置き・壁掛け扇風機を輸入する契約を結んだ。同扇風機は“Bajaj Midea”商標で既に販売が開始されている。また電子レンジの輸入販売では英国のStrix及び中国のGalanzとタイアップしたと言う。
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