2001-07-30 ArtNo.26678
◆バジャジ/ホンダ、相互に相手サプライヤーからの部品調達
【ムンバイ】Bajaj Auto Ltd(BAL)とHonda Motorcycles & Scooters India Ltd(HMSI)は、相手の従業員やディーラーの引き抜きを行わないとの口頭による紳士協定を結ぶとともに、相互に相手方サプライヤーからの部品調達を開始した。
ビジネス・スタンダードが7月27日伝えたところによれば、BALのRajiv Bajaj社長は同紙に以上の消息を語った。それによると両社幹部は最近会合し、コンピテンスを競い合っても、相手のリソースを略奪するような不健全な競争は行わないことで合意した。それだけにとどまらず、両社は進んでそれぞれのリソースを相手方に開放、相手が自社サプライヤーから部品を調達することを認めた。これによりBALはホンダのサプライヤーから技術を学び、HMSIはBALのサプライヤーから低コストな部品を手に入れられると言う。
HMSIは現在全国43都市をカバーする54ディーラーのネットワーク構築を図っており、これに対してBALは400店以上のディーラー網を既に保持している。
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