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2001-07-26 ArtNo.26652
◆英ナショナル・グリッド/タタ・パワー、送電民営化に参加?
【ハイデラバード】国営全国送電会社Power Grid Corporation of India Ltd(PGCIL)は民間部門との提携(PSP:private sector participation)を通じて進められる送電合弁プロジェクトのパートナー候補としてNational Grid of UK(NGUK)とTata Power Company(TPC)をリスト・アップした。
エコノミック・タイムズが7月24日報じたところによれば、PGCILのR P Singh会長兼MDは23日以上の消息を語った。PGCILはPSP計画下に進める送電プロジェクト6件を準備している。これらのプロジェクトのコストは26億2000万米ドルと見積もられ、合弁方式もしくは、独立送電会社(IPTC:independent power transmission companies)の設立を通じて進められる。合弁方式ではPGCILは26%を出資するにとどめ、民間部門パートナーが残りのシェアを占める。これに対してITPCは送電網に9000万米ドル余を投じることになる。
西部地区では、400kv/DCの送電線331kmが敷設されるBina-Nagdaセクターと332kmのNagda-Dehgamセクターが民営化され、ブータンにおけるTala Hepプロジェクトからの電力買い取り計画には、合弁方式が採用される。後者の合弁パートナーは9月までに決定される。同合弁プロジェクトのコストは2億5000万米ドルと見積もられ、当面1000MWの電力がインド北部地区に供給されるが、将来的に3000MWに拡張することも検討されている。
インド中央部(central sector)における送電網の構築には、第10次/第11次5カ年計画期間を通じて8万クロー(US$170.36億)の投資が必要とされる。PGCILは、この内4万9000クロー(US$104.34億)を投資、残りはPSP計画の下、民間部門に拠出を求めると言う。Singh会長はNGUKとTPCが参加権を競っているプロジェクトが何れのプロジェクトかを明らかにすることを避けた。
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