2001-07-26 ArtNo.26650
◆Exide、奥企業とポリエチレン・セパレーターの合弁製造協議
【コルカタ】国内最大の自動車用バッテリー会社Exide Industries Ltd(EIL)はオーストリアの電池会社Jungfer AGと、インド国内の鉛酸電池業界向けにポリエチレン・セパレーターを製造する合弁交渉を進めている。
インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダードが7月24日報じたところによると、EILのSB Ganguly会長は23日の年次総会の席上、以上の消息を語った。それによると目下進められている市場調査が完了した時点でマハラシュトラ州内に合弁工場を設ける計画で、EILは26~28%を出資する。協議はまだ初歩的段階に有り、具体化にはなお時間を要するにしても、合弁が実現する可能性は大きい。
一方、EILは、中国や台湾製の低価格なバッテリーが流入している問題を巡り、政府に関税構造に見直しを加えるよう求めている。目下のところバッテリー完成品とバッテリー原料の鉛には同率の関税が課されており、これは地元バッテリー業界に対して不公平である。
EILはまた新神戸電機子会社のAutobacsに対し、リプレースメント市場向けバッテリーを納入する交渉を進めている。この種のバッテリーにEILの商標はつけられないが、売上と設備稼働率を高めることができると言う。
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