2001-07-26 ArtNo.26648
◆Kalyani Brakes、OEMビジネス縮小に伴い人員整理
【プネー】Kalyani Brakes Limited (KBL)は、過去1年間に相手先商標製造業者(OEM)ビジネスが大幅に縮小したことから、1180人のスタッフを950人に削減した。
ビジネス・スタンダードが7月24日、KBLのBaba Kalyani会長の言として伝えたところによると、国内自動車産業のリセッションに伴いOEMビジネスは昨年20%縮小した。しかし輸出とアフター・マーケット・セールの拡大や、二輪/三輪車セグメントの貢献に支えられ、昨年の営業額は微増した。同社は人員整理の他、製造施設の生産性アップを通じて不振の乗り切りを図る。また国際パートナーとの出資・技術面での協力強化や米国における製造施設の買収を通じ、自動車用ブレーキのグローバル・サプライヤーとしての地歩を固める。
自動車業務がグローバル化する中で、国際的なプレゼンスを有せぬ自動車部品メーカーは長期的に生存することはできない。現在KBLにはBosch、ナブコ(旧社名日本エヤーブレーキ)そしてKalyaniグループが各26.66%、一般投資家と機関投資家が合計20%出資している。
KBLはまた研究開発(R&D)や品質管理を重視する方針で、既に試験装置や関係機器を購入している。またKBLの社員20人がボッシュの米国施設で訓練を受けていると言う。
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