SEAnews 2001-07-23 ArtNo.26621

【ムンバイ】Sonataの発売を通じて高級中型車Ｄセグメントへの進出を果たしたHyundai Motor India Ltd (HMIL)は、次のステップとしてスポーツ多目的車(SUV:sport utility vehicle)“Santa Fe”をインド市場に紹介する可能性を検討している。
インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダードが20日伝えたところによると、ＨＭＩＬのBVR Subbuマーケッティング＆セールス部長はムンバイにおけるソナタ発売式の席上、以上の消息を語った。それによると目下事業化調査を進めており、発売の方針が決定されたにしても、実際に市場に投入されるのは1年半後になる。地元部品使用率を30％とすれば、サンタフェの発売価格は180万ルピー前後になる。サンタフェはインドで製造されるアパー・エンドのＳＵＶで、ロー・エンドＳＵＶの販売や完成車(CBU)の輸入計画は今のところない。
ＨＭＩＬのYS Kim重役によると、当面シングル・ユーティリティー車をインドに紹介することが検討されているが、需要さえ存在するならマルチ・ユーティリティー車を投入する用意もあると言う。
この日、ムンバイで発売されたソナタの価格はＧＬＳが120万2000ルピー、ゴールドが132万2000ルピー、オプション・パック付きゴールドが134万2000ルピーとなっている。