2001-07-20 ArtNo.26612
◆政府系銀行、US-64投信計画の救済にUS$8億供与
【ニューデリー】インドの政府系銀行12-13行は18日、クレジット/ローン/株式融資/株式の買い取り/社債の買い取り等の方式を通じてUnit Trust of India(UTI)のUS-64(Unit Scheme 1964:UTIが手掛ける最大の投信計画)スキーム救済計画に資金を供与することを認めた。
エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレスが7月19日伝えたところによれば、リハビリテーション基金の額は3000~4000クロー(US$6.39億-8.52億)で、これらの銀行はそれぞれの取締役会の承認を求めることになる。ローンやクレジット・ラインが供与される場合にはsub-PLRレートが適応されるが、マージンに圧力を受ける小銀行はsub-PLRレートでのリハビリテーション・プログラムへの参加は望まぬ意向を表明している。
この日の会議にはUTIのM Damodaran新会長が初めて出席した他、US-64担当のM M Kapur常務取締役(ED)も参加した。
救済計画への参加を同意した銀行には、State Bank of India、Bank of Baroda、Life Insurance Corporation、Punjab National Bank、Oriental Bank of Commerce、Corporation Bank、Syndicate Bank、Industrial Development Bank of India (IDBI)が含まれている。
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