2001-07-20 ArtNo.26604
◆6月の商用車販売7.8%/多目的車8.9%ダウン
【ニューデリー】乗用車販売の好調とは対照的に、今年6月の商用車及び多目的車の販売台数は昨年同月を下回り、リセッションからの立ち直りは見られなかった。
エコノミック・タイムズ及びビジネス・スタンダードが7月19日インド自動車製造業者協会(SIAM)の発表を引用し伝えたところによれば、国内経済動向のバロメーターとされる商用車の販売台数は昨年同月の1万1874台から1万937台に7.8%ダウン、多目的車販売台数も9771台から8894台に8.9%の落ち込みを見た。
商用車販売の不振は主に、Mahindra & Mahindra(M&M)、Tata Engineering and Locomotive Company Ltd(Telco)、Ashok Leyland Ltd(ALL)の売上が大幅に落ち込んだのに伴うもの。
多目的車についてはM&Mは昨年同月比17.4%減の3542台、Telcoは12.7%減の2165台、Toyota Kirloskarは10.7%減の2032台にとどまったが、Hindustan Motorsは107%増の395台を販売した。
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