2001-07-20 ArtNo.26597
◆昨年のハードウェア市場20%成長:MAIT-IMRB
【ニューデリー】情報技術製造業者協会(MAIT:Manufacturers' Association of Information Technology)がインド市場調査局(IMRB:Indian Market Research Bureau)と共同で実施した年次調査報告によると、昨年(2000-01)の国内ハードウェア市場は前年比20%の成長を遂げ45億米ドルをマークした。
ビジネス・スタンダードが7月19日、MAITのVinnie Mehta理事の言を引用し報じたところによると、今回の調査で注目されたことは、インド国内に、ハードウェア・サービス市場が形成されつつあることで、同市場は年率15-20%の成長を遂げている。またハードウェア・サービスの輸出も既に行われている。
しかし依然としてパーソナル・コンピューター(PC)がハードウェア市場の最大の貢献者で、PC販売は年率(CAGR:compound annual growth rate)35%の成長を見ている。価格ベースでは昨年のPC販売は6153クロー(US$13.1億)をマーク、前年比26%の成長を見た。
ノートブック販売については中小企業のシェアが前年の59%から40%に縮小、大企業のシェアが60%に拡大した。
昨年はネットワーキング市場が目覚ましい成長を遂げ、NIC (Network Interface Cards)の売上が前年比72%増の119万ユニット、ハブが67%増の21万2000ユニット、モデムが43%増の70万ユニットを記録した。
プリンターの販売は全体として40%の成長を遂げた。中でもインクジェット・プリンターの販売が前年の25万ユニットから43万ユニットに72%アップ、ドットマトリクスとレーザー・プリンターも各18%と13%の成長を実現した。
|