2001-07-16 ArtNo.26562
◆Shanta、ハイデラバードにバイオテック生産施設設置
【ハイデラバード】B型肝炎ワクチン業界のリーダー、Shanta Biotechnics Private Ltd(SBPL)は60クロー(US$1278万)を投じてアンドラプラデシュ州ハイデラバード郊外Medchalにバイオテクノロジーを応用した多角的生産施設を設ける。
ビジネス・スタンダードが7月13日伝えたところによれば、アンドラプラデシュ州政府により指定されたゲノム・バリー地区に設けられるバイオテック生産施設にはB型肝炎ワクチンの製造施設と研究開発(R&D)施設が含まれる。
SBPLのVaraprasad Reddy重役(MD)によると、向こう18ヶ月間に少なくとも6つの製品が市場に投入できる見通しで、これらのプロジェクトは米国食品薬品局(FDA)及びcGMP(現行医薬品製造品質管理基準Current Good Manufacturing Practice)の基準を満たしている。SBPLはプロジェクトをターンキー・ベースで同社に委ねる国際企業を物色している。
SBPLは様々な製品の開発を手掛けており、目下中国企業と腸チフス・ワクチンの製造に関わる技術提携交渉を進めている。
SBPLはまた、Bill Gates Foundationのために腸チフス・ワクチンを製造する企業の候補リストに加えられている。同選考は、国連開発計画(UNDP)の下に設立されたInternational Vaccine Instituteにより手掛けられている。
B型肝炎ワクチン業界に多くの新参者が加わったことから、マージンが下降しており、同社の2001年3月期の年間売上は前年の32クローから36クロー(US$767万)に拡大したにも関わらず、純益は14クローから4.5クロー(US$96万)に縮小したと言う。
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