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2001-07-16 ArtNo.26560
◆年初2ヶ月の石油製品販売0.5%下降
【ムンバイ】今年初2ヶ月(2001/4-5)の石油製品販売は引き続き低調で、前年同期の1526万トンから1519万トンに0.5%下降、消費パターンにも大きな変化が生じている。
ビジネス・スタンダードが7月14日、石油調整委員会(OCC:Oil Coordination Committee)の統計を引用し伝えたところによれば、石油製品の小売販売全体の41%を占めるディーゼルと灯油の販売が、3.9%と4.67%下降した反面、ガソリンと液化石油ガス(LPG)の販売は、10%と12%の伸びを見た。
ディーゼルの販売量は昨年同期の533万トンから510万トンに下降したのに反して、ガソリンの販売量は二輪車販売の拡大等に支えられ、104万トンから115万トンに拡大した。また圧縮天然ガス(CNG)とLPGの自動車燃料としての利用が拡大する中で、ディーゼルの使用料は今後益々縮小するものと予想されている。
公共流通システム(PDS:public distribution system)を通じた割り当て量の縮小から主に調理に用いられる灯油の販売量が下降した。PDSの割り当て量の縮小でより多くの市民が灯油に替えてLPGを用いることを強いられた上、LPG供給網のウェイティング・リストがほとんど存在しなくなったことも灯油からLPGへの乗り換えを促進、LPGの販売は96万トンから108万トンに拡大した。
潤滑油とグリースの販売は、工業生産及び自動車販売の下降により打撃を受け、年初2ヶ月に7.8%の落ち込みを見た。潤滑油の消費量は前年同期の9万6500トンから8万8000トンに下降した。潤滑油の消費量は長期にわたり安定した増勢を辿って来たが、過去2年は横這いだった。
最近、統制品リストから除外された航空タービン燃料の消費量は37万2000トンから37万9000トンに微増した。
国営石油マーケッティング会社の中では、Hindustan PetroleumとBharat Petroleumのシェアが僅かに拡大、Indian OilとIBPのシェアが縮小した。
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