2001-07-16 ArtNo.26557
◆Eicher、第4四半期に16トン車発売、HCV市場参入
【ハイデラバード】軽商用車(LCV)市場の主要プレーヤー、Eicher Motors Limited(EML)は、Tata Engineering and Locomotive Company Ltd(Telco)及びAshok Leyland Ltd(ALL)に次ぐ第3のプレーヤーとして大型商用車(HCV)製造事業に参入するため、100クロー(US$2129万)を投じ、マドヤプラデシュ州Pitamburの工場をアップグレードしている。
インディアン・エクスプレスが7月13日報じたところによると、EMLのRakesh Kalra重役(MD)は12日記者会見し、以上の消息を明らかにするとともに、今会計年度第4四半期に車両総重量(GVW)16.2トンのモデルを発売すると語った。
EMLの調査によると、顧客は高品質なHCVを競争力有る価格でオファーする第3の製造業者の出現を期待している。同社が製造するHCVはバスに転換することもできる。同社はHCVプロジェクトに既に50クローを投じており、今会計年度末までに別に50クローを投資する。HCVのエンジンに関してはオーストリアのAVLとタイアップする。
商用車市場は、一部地域の旱魃やディーゼル油の値上がりに加え、鉄道料金がそれほど値上がりしなかったことも手伝って、低迷しており、ボリュームを拡大する余地が有るとすれば、新製品の投入を置いて他にない。
EMLの今年第1四半期の軽商用車販売は、業界全体の販売台数が27%の落ち込みを見たにも関わらず、10%増の8400台をマーク、今四半期は1万台を見込んでいる。また今年通年の売上は、昨年の445クローから500クロー(US$1.06億)に拡大する見通しと言う。
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