2001-07-16 ArtNo.26555
◆キルロスカJV、新たにコンプレッサー2モデル発売
【ムンバイ】地元Kirloskar Brothers Ltdと米国のCopeland Corpの51:49の合弁に成る指導的圧縮機メーカー、Kirloskar Copeland Ltd(KCL)は向こう6ヶ月間に新たにルーム・エアコン領域のコンプレッサー2モデルを発売する。
ビジネス・スタンダードが7月14日報じたところによれば、KCLのK Taranath重役(MD)は同紙に以上の消息を語った。それによると、新たに追加されるモデルは、今年初に発売されたCK-3レーンジの製品で、1.5トンの製品に続き、今回は1.75トンと2トンの製品が追加される。
世界貿易機関(WTO)の規約により関税障壁が除かれる中で、幅広い製品が輸入され、競争の過熱が予想されることから、同社は全てのセグメントにその製品を投入、指導的地位の維持を図る。ちなみにコンプレッサーの輸入関税は目下35%。
インド国内で独自開発された新製品は、サイズが小さく、騒音も小さい。新製品は中東、取り分けインドと気候が類似したサウジアラビア等にも輸出される。今年初に発売された1.5トンのCK-3レーンジ製品の価格は5500ルピー(US$117)。
KPCはマハラシュトラ州Karad及びAtitに製造施設を有し、ルーム・エアコンの他、商業用エアコンや商業用冷蔵庫領域にもプレゼンスを築いている。
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