2001-07-12 ArtNo.26536
◆エンロン会長、Prabhu電力相とダブホール問題協議
【ニューデリー】このほどKenneth L Lay会長に率いられインドを訪れた米国のエネルギー会社Enronのハイレベル・チームは9日、マハラシュトラ州Dabholの発電プロジェクトを巡る紛争解決を目指し、Suresh Prabhu電力相と会談した。
インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズが7月10日報じたところによると、Lay会長は会談内容の詳細を明らかにすることを避けたが、消息筋によると、この日の2時間に及ぶ会議では、新たな電力バイヤーとの契約、政府によるダブホール・パワー・カンパニーの接収等、様々なオプションが協議された。これらのオプションにはエンロンが電力事業から撤退することも含まれていたもようだが、Lay会長は、インド電力市場から撤退する可能性に関して、「その種の質問に回答するのは時期尚早で、目下インド政府との間で協議している解決策の内容如何にかかっている」と語った。
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