2001-07-12 ArtNo.26535
◆セントラル・インディア・パイプラインの利用入札募集
【ムンバイ】Petronet India Ltd(PIL)は今月31日に石油会社を対象にセントラル・インディア・パイプラインの利用契約に関わる価格入札(financial bids)を募集する。
インディアン・エクスプレスが7月10日伝えたところによれば、Indian Oil Corporation (IOC)/Bharat Petroleum Corporation Ltd (BPCL)/Hindustan Petroleum Corporation Ltd (HPCL)の合弁に成るPILは7月9日、石油会社らに入札意向書(EOI:expressions of interest)の提出を求めたが、これまでのところ石油会社の反応は冷ややかと言う。
グジャラート州Jamnagarから同州Rajkot及びKoyaliを経てウッタルプラデシュ州Ratlamを結ぶ1700キロのパイプラインは、ガソリン、ディーゼル、灯油、ナフサ等の石油製品の輸送に供され、take or pay方式の長期契約が結ばれる。パイプラインはBOOT(Build Own Operate and Transfer)方式で建設され、2004年5月までに試運転が開始される予定だ。
Reliance Petroleum Ltd (RPL)がJamnagarに設けた年産2700万トンの製油所やEssar Oilが計画する年産900万トンの製油施設及びIOCのKoyali製油所の製品が主に輸送される見通しで、RPL/IOC/PILは同パイプライン・プロジェクトに各26%、BPCLとEssar Oilは各11%出資していると言う。
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