2001-07-12 ArtNo.26534
◆HPCL、来週Bhatinda製油所事業のEPC入札募集
【ムンバイ】Hindustan Petroleum Corporation Ltd (HPCL)は来週、パンジャブ州Bhatindaに年産900万トンの製油所を建設するためエンジニアリング/資材調達/建設(EPC)契約の国際入札を募集する。
インディアン・エクスプレスが7月9日、HPCL幹部の言として報じたところによると、製油所プロジェクトの土木工事は既に開始されており、契約発注の日から1年内に完工する予定だ。地均し作業はEngineer Project India Ltd (EPIL)に、現場計画管理はEngineer India Ltd (EIL)に、それぞれ委ねられた。HPCLはこれまでに同プロジェクトに約320クロー(US$6814万)を投資して来た。
今年初にSaudi Aramcoが同プロジェクトからの撤退を決めたため、HPCLは新パートナーも物色している。インド政府はHPCLが如何なる段階においても新パートナーを誘致することを認めている。プロジェクトには当面HPCLと Punjab State Industrial Development Corporation (PSIDC)が各26%、金融機関が残りの48%を出資することになっているが、金融機関にどれほどの出資を求めるかは最終決定されておらず、金融機関との協議が続けられている。
2000エーカーの用地を買収する作業はすでに完了し、500MW(メガワット)のキャプティブ発電施設を設ける認可も取得している。
北部ベルト地帯の石油製品需要に応じるプロジェクトは2005-06年の稼働が予定されている。原油は1000キロ以上のパイプラインを敷設し、グジャラート州から供給を受けることになっている。
|