【パンジム】ゴア拠点のD-Link India Ltdは、マザーボード製造ビジネスに進出、アグレッシブな価格設定を武器に1年以内にインドにおけるトップ・スリー・ブランドになる計画だ。
ビジネス・スタンダードが7月10日、Prabhod Vyas販売担当取締役の言として伝えたところによれば、Dリンクは1週間ほど前からゴア工場でマイクロZTXボードにIntel 815Eチップ・セットを搭載したDMB-815EMモデルの製造を開始した。
Dリンクは、モデム、ハブ、スイッチ、ルーター、受動ケーブリング製品で知られ、1995年3月に、台湾のD-Link Corporationの出資を受け入れた。同社は、モデム製品では1年内にトップに立ち、統合配線製品では1年内に第3位にランクされた実績を有する。ゴア工場では、ペンティアム4の需要がまだ高水準に達していないため、目下のところペンティアム3もしくはそれ以下の製品を製造している。
D-Link IndiaのKR Naik会長兼MDはまた、国際通話や長距離電話におけるVoIP(Voice over Internet Protocol)の潜在性に大きな期待を寄せている。