2001-07-12 ArtNo.26528
◆Aセグメント小型車のみが13%のプラス成長マーク
【ニューデリー】Maruti 800とOmniから成るいわゆるAセグメント(超小型乗用車)は、Santro、Zen、Alto、Matiz、Wagon R、Uno等、各社が続々インド市場に投入したBセグメント(小型乗用車)の猛襲を受け、舞台から消え去るものと見られていたが、今年初3ヶ月(2001/4-6)のAセグメント販売台数は4万9226台と、昨年同期の4万3728台に比べ12.6%アップ、他のセグメントが軒並みマイナス成長に陥る中、唯一プラス成長をマークした。
エコノミック・タイムズが7月10日伝えたところによれば、ここ数年一連の新モデルが投入され、インド自動車産業の牽引役を務めてきたB/Cセグメントの年初3ヶ月の販売台数はいずれも不振で、Bセグメントの販売台数は7万1079台と、昨年同期の7万4789台を5%下回った。Astra、Ikon、Accent、Siena、Corsa、Baleno等のプレミアム中型乗用車Cセグメントの年初3ヶ月の販売台数も1万7153台と、昨年同期の2万1454台を20%も下回る一層深刻な落ち込みを記録した。
全体として年初3ヶ月の乗用車販売台数は13万7458台と、昨年同期の13万9971台を1.8%下回り、多目的車も加えた販売台数は、昨年同期の16万7375台から16万4056台に2%の落ち込みを記録した。
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