SEAnews 2001-07-10 ArtNo.26517

【ニューデリー】Reliance Petroleumは国内市場へのアクセスを制限されているため、2000－01年度を通じて272万5000トンのガソリン及びディーゼルを輸出、これに伴い515クロー(US$1.1億)の損失を被った。
エコノミック・タイムズが7月8日報じたところによれば、ＲＰＬはRam Naik石油・天然ガス相に対する最近のプレゼンテーションにおいて、以上のように指摘した。それによると、国営石油会社はその製品をほとんど100％を国内市場に供給できるのに対し、ＲＰＬは生産したガソリンの38％、ディーゼルの84％しか国内市場に供給できない。このためＲＰＬは159万7000トンのディーゼルの輸出により468クロー、112万8000トンのガソリンの輸出により47クローの損失を被った。
ＲＰＬが年産270万トンのグジャラート州Jamnagarの製油所を1999年7月に稼働させて以来、国営石油会社は220万トンの製油能力を追加しており、このことが国内市場に過剰供給を生じさせ、同社の石油製品需要に影響を生じさせている。
ＲＰＬの製油所はバランス維持の役割を委ねられ、国営石油会社の生産が国内需要に応じきれなくなった場合にのみ、国内市場への供給を認められていると言う。