2001-07-09 ArtNo.26501
◆地場製薬会社Kopran、内外の戦略パートナー物色
【ニューデリー】Somany一族に率いられる年商950クローのParijatグループ傘下の製薬会社Kopranは、Pharmacia & Upjohn、Ranbaxy、Morepen等の地元プレーヤーや一部の多国籍企業と提携問題を協議しており、遠からず新たなM&A取引がまとまる見通しだ。
エコノミック・タイムズが7月6日報じたところによれば、KopranはRabo India Financeに潜在的な戦略パートナーとの交渉を委ねた。
消息筋によるとKopranは抗感染薬領域の新化学品の臨床試験に必要な資金を調達するため、一部のブランドを手放すことも検討している。同社ブランドには心血管領域における著名ブランドAtenも含まれている。様々な提携方式が検討されているものの、合弁方式が採用される可能性が大きく、最終決定は1ヶ月以内に下される見通しだ。当初同社は私募による資金調達を図ったが、結局これを放棄、別の方式の検討を開始した。これには転換社債の発行も含まれる。一部の製薬会社との交渉は既に第2ラウンドを迎えており、戦略パートナーとの提携に先立って既存業務が再編される可能性もあると言う。
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