2001-07-09 ArtNo.26497
◆IBM、ハード/ソフトウェア・ビジネスの拡張にUS$1億投資
【ニューデリー】IBM Indiaは向こう2年間にポンディシェリーのハードウェア製造事業の拡張やソフトウェア・サービス・ビジネス及びマーケッティング&セールス業務に1億米ドルを投資する計画だ。
ビジネス・スタンダードが7月6日報じたところによれば、IBM IndiaのAbraham Thomas重役(MD/CEO)は、家庭用パーソナル・コンピューター(PC)“Netvista I”の発売記念記者会の席上、以上の消息を語った。
目下同社のスタッフは4000人で、内約3000人はソフトウェア・サービスに、残りは製造業務に携わっている。スタッフの数は今後顕著な増加を見る見通しだ。またハリヤナ州Gurgaonのソフトウェア開発センターは拡張され、世界市場のニーズに応じる。グルガオンのEビジネス・ソフトウェア・サービス・センターも拡張される。一方、製造施設の拡張は、PC需要の動向にかかっている。
ソフトウェア開発には、オペレーティング・システム“Linux”、ネットワーキング・プロトコル製品、ハイエンド・グラフィクス、マルチメディア、データベース、コンパイラー、製造/銀行/電気通信/メディア領域のハイエンド・アプリケーションが含まれる。
この日お披露目されたNet Vista iはSOHO及びホーム・マーケットを対象にしたPCで5モデルから成り、値段は3万6000~10万ルピー(US$767-2129)。
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