2001-07-06 ArtNo.26489
◆GPゴエンカ氏、Herdilia化学持分をスケネクタディに売却
【コルカタ】年商2800クロー(US$5.96億)のGP GoenkaグループはHerdilia Chemicalsの持分を米国Schenectady International Inc.の完全出資子会社Schenectady India Holdingsに売却する方針を決めた。
ビジネス・スタンダードが7月5日伝えたところによれば、GP Goenka氏は同紙に以上の消息を確認した。同紙によるとニューヨーク拠点のSchenectady International Inc.が完全出資子するSchenectady India Holdingsは、G P Goenkaグループの旗艦Duncans Industries Ltdと、Herdilia Chemicalsの50.08%のシェアを買収する契約に調印、Herdilia Chemicals取締役会は4日の会議で同取引を批准した。
ゴエンカ氏によれば、関係取引は外国投資促進局(FIPB:Foreign Investment Promotion Board)/金融機関/株主の承認を得た後、実行される。ゴエンカ氏は取引価格を明らかにすることを避けた。ちなみに金融機関はHerdilia Chemicalsの10%以上のシェアを握っている。
Herdilia Chemicalsが証券取引所に通知したところによると、スケネクタディはHerdilia Chemicalsの中核ビジネスにのみ関心を抱いている。このため非中核ビジネスや関係資産/負債は別会社として分離独立され、既存株主にシェアの分配が行われる。スケネクタディは証券取引局の買収規則に基づき公開買付を行う。
G P GoenkaグループのHerdilia Chemicals権益売却は、不採算ビジネスから手を引く戦略に基づくもので、グループは専門委員会を設け、持分売却プロセスの詳細を詰めると言う。
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