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2001-07-06 ArtNo.26487
◆石炭省、大宇等の電力事業に対する石炭供給アレンジ破棄
【ニューデリー】石炭産業省は、韓国のDaewoo PowerとABB Energy Ventures Ltdの対等出資合弁会社Daewoo Power India(DPI)がチャッティースガル州Korba (east)で進める総コスト10億米ドル以上、1070MW(メガワット)の火力発電事業を含む、3件のプロジェクトに対する石炭供給アレンジを破棄した。
エコノミック・タイムズが7月3日報じたところによれば、他の2件のプロジェクトとは、Haryana Vidyut Prasaran NigamのYamuna Nagarにおける700MW火力発電プロジェクト、及びJawaharpur PowerのJawaharpurにおける800MWの火力発電プロジェクトで、これらのプロジェクトは石炭供給アレンジが破棄されたことから、新たな燃料供給先を見出さねばならなくなった。石炭省はこれ以前にA V Birla Binaの発電事業とGeorge Soros氏のPench Powerプロジェクトに対する、石炭供給アレンジを破棄した経緯がある。
石炭産業省筋によると、プロモーターが石炭の買い取りを保証しない限り、Coal Indiaはファイナンシャル・コミットメントを行うことはできない。石炭産業省はこれらのアレンジを法的裏付けの有る契約に転換するため、電力生産業者に手付け金として1ヶ月分の石炭買い取り額、約定金として同2ヶ月分を支払うよう求めたと言う。
ちなみに昨年8月に地元紙は、DPIが、Korba発電プロジェクトからの撤退を宣言したと報じていた。(SEAnews:2000-08-28号参照)
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