1995-08-05 ArtNo.2648
◆<星>スドゥウィ/プリバディ両氏、アムコル取締役会入り
【シンガポール】インドネシア人ビジネスマン、ヘンリ・プリバディ(林運豪)氏は3日、シンガポール証取(SES)上場の貿易/不動産企業アムコル・ホールディングズの専務取締役(MD)に主任した。
プリバディ氏は公開市場における最近の積極的な株式購入を通じてアムコルの18.23%の権益を掌握、最大株主に浮上していた。同氏は同権益取得に2億4712万Sドルを支払ったとされる。アムコルがこの日発表したところによれば、スハルト大統領の従兄弟でサリム・グループとも緊密なビジネス関係を有するスドゥウィカトゥモノ氏が同時に会長に就任した。スドゥウィカトゥモノ氏はインドセメント及びインドフード・スクセス・マクムルの会長の他、ナスダック登録の石化企業トゥリ・ポリタ・インドネシア、有料道路経営会社チトラ・マルガ・ヌサパラの取締役を兼務している。一方、ナパン・グループを率いるプリバディ氏もインドセメントとトゥリ・ポリタの重役を兼ね、16億米ドルのチャンドリ・アスリ・ペトロケミカル事業の権益を握っている。(ST,BT,LZ:8/4)
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