【ニューデリー】インドのスクーター及び三輪車市場をリードし、モーターサイクル市場では2位にランクされる地元企業Bajaj Auto Ltd(BAL)の6月の二輪車販売台数は9万8000台と、昨年同月の10万4000台に比べ6%の落ち込みを見た。
エコノミック・タイムズが7月3日伝えたところによると、同社の6月の二輪車生産台数は11万1000台と昨年同月の10万台を11%上回った。BALはスクーター、モーターサイクル、スクータレット、三輪車のカテゴリー別販売台数を明らかにしていないが、Taib Securitiesのアナリストによれば、売上の下降は恐らくスクーター販売の落ち込みに伴うもので、モーターサイクルの販売は過去数ヶ月同様好調を維持したものと見られる。インドのスクーター販売は、顧客の好みが燃費が良く、リセール価格も高いモーターサイクルにシフトしたことから、過去数年下降の一途を辿っており、スクーターの二輪車市場におけるシェアは1994-95年の47%から2000-01年の24%に縮小している。