2001-07-05 ArtNo.26467
◆6月の乗用車販売、Bセグメント復調、Cセグメント下降
【ニューデリー】インドの乗用車市場は先月、いわゆるBセグメント(小型車)の好調で復調に転じたが、Cセグメント(中型車)の売れ行きは不振だった。
インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズが7月3日伝えたところによると、ブレッド&バターのBセグメントの復調で、マーケット・リーダー、Maruti Udyog Ltd(MUL)の6月の乗用車販売は2万6092台と、昨年同月の1万5908台に比べ64%アップ、 Hyundai Motor Indiaも昨年同月比39%増の8502台を販売した。
しかしCセグメントを中核とするGeneral Motors India(GMI)やHonda Siel Cars India(HSCI)の同月の販売成績は振るわず、それぞれ4.1%減の578台(603台)と10.9%減の713台(801台)にとどまった。GMIはOpel Astra153台とOpel Corsa415台を販売、前月比でも7%の落ち込みを見た。
MULはいわゆるAセグメント(超小型車)のMaruti 800/Omni van/Alto(A/Bセグメント)を1万860台/4236台/2192台、BセグメントのZen/Wagon Rを5975台/1931台、CセグメントのEsteem/Balenoを812台/86台、それぞれ販売した。MULの年初3ヶ月(2001/4-6)の市場シェアは昨年同月の50%から60%にアップ、競争が過熱するBセグメントに限っても30%から43%に回復した。
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