【コルカタ】インド全国労働組合会議(INTUC:Indian National Trade Union Congress)は、政労使三者の賃上げ協定調印を目指し、全国の鉄鋼産業労働者に7月4日から無期限ストライキを実施するよう指示した。
エコノミック・タイムズが6月28日伝えたところによると、INTUCのLal Bahadur Singh副書記長補(joint general secretary)はPTI通信に以上の消息を語った。それによると、団体協約の期限が切れて18ヶ月を経過したにも関わらず、鉄鋼産業労働者の昇給問題は合意に達していない。
Mohan委員会の提案に基づき管理職の給与はほとんど10倍に引き上げられたが、同委員会は一般労働者の昇給問題には一言も触れておらず、委員会のこうした姿勢を受けて鉄鋼会社も1社として一般労働者の昇給問題に検討を加えていない。
ストライキ期間には他の産業労組の支援も得て、労使交渉を続ける。ストライキにはDurgapur、Rourkela、Bokaro、Bhilai、Vizag、Burnpur、Salemの鉄鋼工場労働者が加わると言う。