SEAnews 2001-06-28 ArtNo.26407

【ニューデリー】ドイツのフォルクスワーゲン・グループに属するチェッコ拠点のSkoda Autoは今年9月に高級車“Octavia”をインド市場に投入する。
インディアン・エクスプレスとエコノミック・タイムズが6月26日伝えたところによれば、インド・ドイツ輸出振興計画(Indo-German Export Promotion Project)のDietrich Kebschull理事は25日記者会見し、以上の消息を語った。それによると1900ＣＣターボ・ディーゼル・エンジンを搭載したオクタビアの価格は110万ルピー(US$2.34万)前後に設定される見通しで、市場の反応を見た上で、1984ＣＣのガソリン・エンジン・バージョンの発売も計画されている。
当初スコダはインドにおける本格的な製造を計画していたが、セミノックダウン・キットの輸入・組み立てに方針を転換、マハラシュトラ州Aurangabadに年間6000台、1日20台の組み立てラインを設ける。初年度(2001/9-2002/9)の販売目標は2400台に設定されている。同社はAurangabad工場にこれまでに600万米ドル以上を投資したが、一層の投資についてはインド政府の新自動車政策の発表を待って決定する方針だ。
オクタビアは複数の選ばれた都市で発売される予定で、既にデリー／ムンバイ地区の公認ディーラーの選定は完了している。
より小型の“Fabia”等、スコダ・ステーブルの他のモデルをインドに紹介することも計画されている。スコダはまた向こう2～4年間に8～10％のシェアをインドの金融機関にオファーすることを検討していると言う。