1995-08-04 ArtNo.2640
◆<馬>政府、バクン発電事業で米国コンサルタント指名
【クアラルンプル】マレーシア政府は米国拠点のHarzaエンジニアリングをサラワク州におけるバクン水力発電事業のコンサルタントに指名した。
アンワル・イブラヒム副首相は1日クチンで催された環境保護団体との会談の席上以上の消息を語った。それによると、Harza社はマンモス発電事業の経済的、技術的、財政的問題に関するアドバイスや、当該プロジェクトの環境への影響を最小限にとどめる方策を政府に進言する。Harzaは更にEkran社のコンサルタントと協力し、プロジェクトの各段階における入札や必要な設備に関する各種のコンサルタント・サービスにも応じる。同措置は政府がEkran社に大型プロジェクトを一任し、監督の任を果たしていないとの環境保護論者の非難に応えたものだが、Ekran社のコンサルタントに懐疑を抱いている訳ではないと言う。(BT:8/3)
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