2001-06-26 ArtNo.26396
◆HP社、インクジェット・プリンター100万台販売達成
【コーチ】Hewlett Packard(HP)は21日、インドにおけるインクジェット・プリンター100万台の販売を記念して、ポピュラーなフォト・クオリティー・デスクトップ930Cモデルの特別バージョンを発売した。
ザ・ヒンドゥーが6月22日伝えたところによれば、インクジェット・プリンターの月間販売台数は、HP社が10年前にインドに進出した当初の25台から2万台以上に拡大、71%の市場シェアを占めている。今回発売された特別バージョンの価格は9999ルピー(US$213)で、ディストリビューターは9000~9500ルピーで販売できる。
HP社は最近640C及び840Cモデルを、それぞれ3500ルピー(US$75)と7000ルピー(US$149)に値下げした。昨年カラー・インクジェット・プリンターの価格が5000ルピー(US$106)を割り込んだ際、多くのPC(パーソナル・コンピューター)ホーム・ユーザーがカラー・プリンターを手にしたが、これらのユーザーは直ぐに実際のTCO(total cost of ownership)は依然として一般に受け入れられるレベルにないことに気づいた。これはインク・カートリッジを3~4回交換すれば、そのコストはプリンターの価格に等しくなり、1年間の保証期間が切れた後のサード・パーティー保守コストもエントリー・レベルで1500~2000ルピー(US$32-43)に達するため。
HP社はこうしたユーザーの不満に応えるため、この日、600、800、900シリーズ・プリンターのユーザーが599ルピー(US$13)を支払いさえすれば、リセーラー・レベルで保証期間を2年延長することを認める方針を発表した。
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