2001-06-26 ArtNo.26389
◆中央政府、国営肥料会社Rashtriyaに各種保証提供
【ムンバイ】インド中央政府は最近国営Rashtriya Chemicals and Fertilizers(RCF)に対して電力/ガス/原料の供給を保証するとともに、鉄道輸送等の便宜を提供することを約束する覚書に調印した。
インディアン・エクスプレスが6月25日伝えたところによれば、政府は同覚書の下、プロジェクトや環境アセスメントの承認手続き/輸入関税免除手続き等の迅速な処理、農民向け化学肥料の販売に対する政府補助の迅速な弁済、Fertilizer Corporation of India Ltd/Hindustan Fertilizer Corporation Ltd/Indian Drugs & Pharmaceuticals Ltd/Smith Stanistreet Pharmaceuticals Ltdに対する企業間金融の元利返済の保証を認めた他、燃料や原料として使用するガスが不足した際、低硫黄高速ディーゼル油(LSHS)やナフサを代用することに対する補償提供も検討することを約束した。
また関係覚書の下、2001-02年の目標生産高は2000-01年実績の162万メートルトンから169万1000メートルトンに、複合肥料(complex fertiliser)の目標生産高は同55万2000メートルトンから61万3000メートルトンに、生物肥料の目標生産高は同100メートルトンから124メートルトンに、それぞれ引き上げられ、2001-02年の純益は55.80クロー(US$1188万)と見込まれている。
以上の目標は、Gas Authority of India Ltd (Gail)から一定のガスの供給を得られることを前提にしており、マハラシュトラ州Thalにおけるガス供給は2.3 mmscmd/8600 Kcal/sm3以下であってはならないと規定されている。
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