SEAnews 2001-06-26 ArtNo.26386

【ニューデリー】今年5月の中核インフラ産業6業種の成長率は終に0.5％のマイナス成長を記録、昨年同月の8％の伸びとは対照的な不振に陥った。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルドが6月23日報じたところによれば、原油生産は昨年同月の273万9000トンから255万3000トンに6.8％(+3.5%)、石油精製量は768万1000トンから736万8000トンに4.1％(+32.4%)、セメント生産量は904万トンから889万トンに1.7％(+4.6%)、鉄鋼完成品は251万トンから248万4000トンに1％(+9%)、それぞれ下降した(括弧内は昨年同月の数字、以下同様)。
しかし電力生産は419億5300万ユニット(kwh)から431億2500万ユニットに2.8％(+6.5%)アップした。内訳を見ると、水力発電は63億700万ユニットから56億8800万ユニットに下降したが、火力発電は344億1900万ユニットから360億900万ユニットに、核発電は12億2700万ユニットから14億2800万ユニットに、それぞれ拡大した。また石炭生産も2450万トンから2460万トン0.6％(+12.9%)拡大した。
年初2ヶ月(2001/4-5)のインフラストラクチャー指数は昨年同期を0.6％上回った。その内訳を見ると、原油は529億5000万トンから513億9000万トンにダウン、石油精製は1515万7000トンから1573万2000トンにアップ、電力は826億5800万ユニットから845億200万ユニットにアップ、石炭は4790万トンから4820万トンにアップ、セメントは1763万トンから1729万トンにダウン、鉄鋼完成品は501万6000トンから498万3000トンにダウンした。