1995-08-04 ArtNo.2637
◆<馬>シリコン・バリー移住者を呼び戻しハイテク企業育成
【クアラルンプル】マレーシア・テクノロジー・デベロプメント・コーポレーション(MTDC)は米国シリコン・バリーに移住した地元エンジニアを呼び戻し、地場ハイテク企業を育成する計画だ。
MTDCのアヌアル・モハド・ノール重役(CEO)が1日に催された第3回テクノロジー会議に出席後マスコミに語ったところによれば、MTDCは既にこの種のエンジニアを1人を呼び戻し、払込資本400万Mドルのデジタル・ビデオ・マレーシアSdn Bhdを設立、デジタル・ビデオ・テクノロジー関連のビジネスに乗り出している。当該エンジニアは、新会社の40万株を提供され、目下シリコン・バリー企業との提携交渉に当たっている。MTDCはこの他、ブミプトラ機関と提携しハイテク企業投資を手掛けるマレーシアン・テクノロジー・ベンチャー2Sdn Bhdを設立、クダ州経済開発公社(SEDC)とは、クリム・ハイテク・パークで営業する技術集約企業に投資するクリムMTDCベンチャーBhdを設立した。また農業関連の成長企業に投資するマレーシア・テクノロジー・ベンチャー2(アグリカルチャー)や、サバ州機関と合弁のイースト・マレーシア・グロース・ファンドも設立していると言う。(ST:8/3)
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