2001-06-22 ArtNo.26364
◆アザード・グループ、Volvoコーチの新製造施設設置
【バンガロール】Azad Groupはカルナタカ州バンガロール市近郊Whitefieldに6クロー(US$128万)を投じ、Volvoレーンジのコーチ製造施設を設ける。
エコノミック・タイムズが6月20日報じたところによると、アザード・グループのRajiv Wahi重役(ED)は同紙に以上の計画を語った。それによると、新製造施設は傘下Jaico Automobile Engineeringの工場に隣接して設けられる。初年度に50台、3年内に最大年間200台の製造を目指す。ボルボはインド国内とスウェーデンにおける訓練や部品開発援助を通じ、関係技術を移転する。2001年9月までに最初のバスを製造、2002年1月から商業生産を開始する。
これ以前からバス/コーチの製造を手掛け、相手先商標納入業者(OES:original equipment supplier)として多国籍企業に奉仕しているJaico Automobile Engineering(JAE)もその年産能力を600台から1500台に拡大する。年商20クロー(US$426万)のJAEはインド国内の州営交通機関14社への納入の他、アフリカ等への輸出拡大を目指している。バンガロールに3つ、ラジャスタン州Jaipurに1つ工場を有する同社は、設備能力の50%をDCM Toyota、Daewoo、Ashok Leyland等向けのOESビジネスに振り向けており、また南アフリカ、ジンバブエ、タンザニア、スリランカ、アラブ首長国連邦に組み立て工場を有する。
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