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2001-06-21 ArtNo.26344
◆国営鉄鋼会社SAIL、US$2.13億投資決定
【コルカタ】過去3年にわたり資本支出を最低限に抑制して来た国営製鉄会社Steel Authority of India Ltd (SAIL)は、競争力を維持する狙いから傘下の4つの総合的鉄鋼プラントの様々なプロジェクトに1000クロー(US$2.13億)を投資する方針を決めた。
インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルド、エコノミック・タイムズが6月19日伝えたところによれば、SAIL幹部はこのほどPTI通信に以上の消息を語った。こうした方針の転換は、高品質な製品を製造し、競争力を維持するのが狙いだが、ボトムラインの顕著な改善が方針決定の鍵になった。昨年(2000-01)の損失を前年の1720クローから729クローに縮小させたSAILは、今年は100~150クローの損失を予想している。とは言え来年も依然赤字が続く見通しだ。
4つの総合的鉄鋼プラントの内、Bokaro steel plantとBhilai Steel Plant (BSP)は利益を計上しており、Durgapur Steel Plant (DSP)も昨年はキャッシュ・プロフィットを実現した。受注不足に直面して来たRourkela Steel Plant(RSP)は、熱間圧延コイル等の品質改善を達成、今年はキャッシュ・プロフィットを見込んでいる。市況さえ改善すれば、RSPも今年内に採算ラインに乗る可能性がある。
4プラント全てに対する投資が拡大され、DSPの第3高炉の再建も継続される。DSPには鋳片(cast bloom)製造施設と鉱滓造粒施設が増設され、車輪・車軸プラントに品質改善措置が施される。RSPの電気抵抗溶接(electrical resistance welding)施設には石油産業向けパイプの製造を目指した近代化が施される。またインディアン・レールウェイズのサイズ78メートルのレール需要を満たすため、BSPのレール製造施設に改良が施され、第3焼結炉の補修工事も続行される。Bokaro steel plant冷間圧延施設のアップグレードも続けられる。SAIL幹部は個々のプロジェクトの投資額の詳細を明らかにしなかった。
また同筋によると、合金鉄等、特殊鋼部門は重要な過渡期を迎えている。昨年(2000-01)のSAILの損失の40%を占めたこれらのプラントの業績が改善する見通しは少なく、コスト高から市場競争力を失っていると言う。
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