2001-06-19 ArtNo.26328
◆IOC、US$10億パニパット石化プロジェクトを実行
【ニューデリー】Indian Oil Corporation(IOC)はハリヤナ州Panipatに4700クロー(US$10億)を投じてメガ石油化学コンプレックスを建設、下流部門への進出を図る。
エコノミック・タイムズが6月17日伝えたところによれば、IOCはまたパニパット製油所のキャパシティーを年間600万トンから900万トンに拡張、新たに発電所も設ける計画で、総コストは1万500クロー(US$22.36億)に達する。
IOC筋によると、同社取締役会はHaldia Petrochemical complexへの出資やIndian Petrochemical Corporation Ltd (IPCL)のVadodraコンプレックスの買収を機に、下流部門の石油化学事業に本腰を入れる方針を決めた。
パニパットには単一のものとしては国内最大の年産53万トンの高純度テレフタル酸(PTA)製造施設が設けられる。2003年の完工が予定される製油所の拡張コストは3600クロー(US$7.67億)と見積もられる。ハルディア・プロジェクトに対する投資は、デュー・ディリジェンス・レポートが完成するのを待っている段階だが、IOCは最大200クロー(US$4259万)の出資に応じる方針とされる。
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