2001-06-19 ArtNo.26327
◆US$12億ポシトラ特別経済区プロジェクトを認可
【ニューデリー】Gujarat Positra Port Infrastructure Ltd (GPPIL)と米国iITN Energy Systems Incが51:49の合弁で5700クロー(US$12.14億)を投じグジャラート州Jamnagarに開発する特別経済区(SEZ)、Positra SEZ Estates Ltd(PSEL)が認可された。
インディアン・エクスプレスが6月17日伝えたところによれば、米国企業はその49%のシェアに235クロー(US$5004万)を、GPPILは250クローを拠出する。またGPPILには地元プロモーターのSea King Infrastructure とそのパートナーが54%、グジャラート州政府が11%、住友商事とシンガポールのJurong Town Corporation(JTC)が各10%、外国機関投資家3社が各5%出資することになっている。Pipavav Portの開発、鉄道の敷設、総合的造船所や道路の建設、液化天然ガス(LNG)プロジェクト等を手掛けるSea King Infrastructure Ltdはインドにおける中核インフラ開発のパイオニアとして知られる。
PSELは2万haを超える土地にエコフレンドリーな工業/商業/住宅/娯楽/観光関連不動産を開発するとともに、総合的なビジネス/社会インフラを整備する計画で、対外商業借款(ECB)を通じて1500万米ドルの調達を予定している。プロジェクトは2003年の完成が目指されている。
インド政府は2000年度輸出入政策において、SEZの開発を促進する方針を発表して以来、これまでにポシトラを含むSEZプロジェクト10件に原則的認可を与えている。
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