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1995-08-04 ArtNo.2632
◆＜星＞ＰＣ部品の不足は向こう１年持続：シーゲート会長
【シンガポール】ＰＣ(ﾊﾟｰｿﾅﾙ･ｺﾝﾋﾟｭｰﾀｰ)主要部品の世界的な供給不足は今後1年持続する見通しだ。
シーゲート・テクノロジーのシュガート会長によれば、ディスク・メディアは供給が逼迫している部品の1つで、世界のメディア製造業者は製造施設の拡張や新工場の建設で東奔西走している。この他の不足部品には、磁気ヘッド、4倍速ＣＤ－ＲＯＭドライブ、Ｄｒａｍ／ＶＧＡ等の各種チップが含まれる。不足の主因はＰＣ需要の急成長で、同需要は間もなく驚異的水準に達する見通しだ。
しかしアナリストらはシンガポールにおける関係投資の進捗ぶりから見ても状況が悪化する恐れはそれほど高くなく、また流通業者にとってはより大きなマージンが期待でき、品不足は決して悪いことではないとしている。シーゲートの第4四半期の売上は13億米ドル、昨年通年のそれは45億4000万米ドル、クアンタムの四半期期売上は9億4100万米ドル、ウェスタン・デジタルのそれは5億8500万米ドルと、ディスク・ドラインブ(HDD)メーカーはいずれも記録的な業績を発表している。アナリストはＨＤＤメーカーの好業績は向こう数年持続するものと予想している。市場調査会社インターナショナル・データ・コープは、ＨＤＤ出荷台数は今後5年間年率21％の成長を見、記憶容量も今日の300ＭＢ(ﾒｶﾞﾊﾞｲﾄ)から4ＧＢ(ｷﾞｶﾞ･ﾊﾞｲﾄ)に拡大すると予想している。(ST:8/3)
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