SEAnews 2001-06-18 ArtNo.26317

【ハイデラバード】地場二輪車メーカー、Kinetic Engineering Ltd(KEL)は、14日、アンドラプラデシュ州／タミールナド州／カルナタカ州における73.09ＣＣのモーペッド“Ｖ2－80”の販売を公式に開始するとともに、向こう数ヶ月間にＧＦシリーズ・モーターバイクを含むモーペッド／バイクの一連の新モデルを発売する計画を明らかにした。
エコノミック・タイムズ及びヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月15日、ＫＥＬのSulajja Firodia Motwani重役(MD)の記者会見の言を引用し伝えたところによれば、韓国の暁星機械工業(株)(Hyosung Motors & Machinery Inc.)の技術支援下に製造されるＧＦシリーズのモーターバイクは、125ＣＣと150ＣＣから成り、今年7、8月に市場に投入される。ＫＥＬの最初のモーターバイク・モデル“Challenger”はこれまでに2万5000台が販売された。
モーペッド部門ではモデル・チェーンジしたLunaが発売される他、9月までには65ｃｃのスクータレットが売り出される。
この日発売されたベルト駆動自動変速、デュアル・チューブ・シャーシーのＶ2－80モーペッドは、載貨能力が強化されており、農村部および都市郊外の顧客をターゲットにしている。年内にアンドラプラデシュとタミールナド両州で7500台、カルナタカ州で5000台の販売が目指される。
昨年(2000-01)、1100クローの営業額を実現したＫＥＬは、今年は1400クロー(US$2.98億)の売上を見込んでいる。モーターバイクの売上は昨年の350クローから400クロー(US$8518万)に、スクーターは450クローから500クローに、それぞれ拡大するが、モーペッドの売上は200クローから150クローに縮小するものと予想される。残りは子会社の売上で占められる見通しと言う。