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2001-06-15 ArtNo.26309
◆IOC、パニパット製油所の年産能力を1200万トンに拡張
【ニューデリー】Indian Oil Corporation (IOC)はハリヤナ州Panipat製油所のキャパシティーを年間600万トンから1200万トンに拡張する。
インディアン・エクスプレス及びエコノミック・タイムズが6月13日伝えたところによれば、見積もりコスト3365クロー(US$7.17億)、工期36ヶ月の拡張プロジェクトは北部及び北西部の供給逼迫状況に対応するのが狙いで、流動床式接触分解ユニット(FCCU:fluidised catalytic cracking unit)やコーキング・ユニット等、既存施設と同様な施設が増設される。拡張計画は公共投資局(PIB:Public Investment Board)の原則的認可を得ている。
マレーシアのペトロナスやNatural Gas Corporation (ONGC)がパニパット製油所の拡張計画への出資に関心を表明している。IOCはペトロナスに26%のシェアをオファーしており、2001年末までに協議は妥結する見通しだ。
ペトロナスはIOCの石油化学プロジェクトに既に出資している。IOCは目下4228クロー(US$9億)を投じてパニパット製油所に年産35万トンのパラキシレン及び同52万5000トンの高純度テレフタル酸(PTA)の製造施設を増設している。これらの製品はパニパットやMathuraの製油所から供給されるナフサを原料として使用する。新工場は2002年12月の稼働を予定している。
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