2001-06-15 ArtNo.26307
◆大成建設、Purulia発電所工事契約をほぼ掌中に
【コルカタ】大成建設は西ベンガル州における3188.9クロー(US$6.79億)のPurulia 電力事業の土木工事契約をほぼ掌中に収めたようだ。
エコノミック・タイムズが6月13日報じたところによれば、National Hydroelectric Power Coporation(NHPC)と西ベンガル州電力局(WBSEB)が67:33の合弁で手掛ける900MW(メガワット)のPurulia Pump Storage ventureには、国際協力銀行(JBIC:Japan Bank for International Cooperation)が85%のソフト・ローンを提供、これ以前に三菱重工業が設備納入契約を獲得している。(SEAnews:1998-05-13/2000-08-15/2001-04-23参照)
土木工事入札にはスウェーデンのSkanskaが691.97クローの一番札を入れたものの、一部の書類が遺失していたことから、最高裁はこれを無効と判決した。この結果710クローの二番札を入れた大成建設が契約を獲得することになりそうだ。西ベンガル州当局は依然として一番札に未練を抱いているようだが、JBICは法廷判決が無視されるならローン提供を停止すると意思表示したと言う。
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