2001-06-15 ArtNo.26301
◆JVC、年内にハイファイ市場の12%シェア目指す
【コルカタ】最近、インド市場にその製品を紹介した日本ビクター(JVC)は、年内に5万ユニットを販売、ハイエンド・ハイファイ・オーディオ・システム市場の12%のシェア獲得を目指している。
インディアン・エクスプレスが6月14日報じたところによれば、シンガポールを拠点にJVC製品の製造/マーケッティング/ディストリビューションを手掛けるElan ElectronicsのRakesh Tandan副社長は、同紙に以上の抱負を語った。
それによると、Elanは最近、ホーム・シアター・システムからポータブルCDシステムに至る一連のJVC製品を発売した。価格は1万4000~3万ルピー(US$298-639)。これらの製品はインドに初めて紹介される様々な特徴を備えている。
市場調査会社ORG-MARGによれば、インドのハイエンド・オーディオ・マーケットの年間市場規模は40万ユニットと見積もられ、Aiwaが低価格を武器にトップに立ち、SonyとPhilipsがナンバー・ツーの座を争っている。この他、Panasonicも戦列に加わっているが、それほど多くのプレーヤーは存在せず、年内に12%のシェアを占めることは、決して不可能ではない。Elanは8月から本格的な販促キャンペーンを開始すると言う。
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