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2001-06-13 ArtNo.26294
◆グジャラート州石油公社/Niko紛争に新展開
【ニューデリー】Gujarat State Petroleum Corporation(GSPC)とカナダのエネルギー会社Niko Resources Ltd(NRL)の法廷紛争は新たな展開を見せ、デリー高裁は一審における裁定を覆し、GSPCの姉妹会社Gujarat State Petronet Ltd(GSPL)の36インチ、14キロ・パイプラインに対する専有解除を求めるNRLの申請を認める判断を示した。GSPLはHazira鉱区で採取されたガスの輸送を手掛けている。
高裁は上訴人NRLが契約金額のみならずパイプラインを運営する権利を保持しているとし、GSPCに対してパイプラインに対するサード・パーティー利害の創出を禁じた。
GSPCとNRLの紛争は外国投資家らの関心を呼び、外国投資家サークルにはGSPCによるNRLの職務解除は不公平との見方が広まった。カナダ高等弁務官や米国大使も中央政府や州政府に接触、亀裂の修復を図ったが、デリー高裁は一審でNRLの仲裁申請を棄却した。
これに対してNRLは上訴した。NRLの訴状によれば、同社はガスのマーケッティングを手掛ける権利と義務を有し、GSPCの措置は石油業界における慣行に反する。両社の契約にはGEPCとNRLの関係が定義されており、同定義に基づくなら共同経営に関わる不動産は両社の共同所有物である。
高裁は一審ではNRLがパイプラインに対する権利を有しないと裁定したが、上訴審はGSPCに対し、パイプライに対する投資支出とパイプラインからの収入を維持するよう指示するとともに、サード・パーティーとガス供給契約を結ぶ際も、関係資産がGSPCとNRLの共有物であることを明示するよう命じた。
NRLとGSPCの紛争は、後者が一方的にパイプラインの所有権をGSPLに移転したことに端を発しており、GSPCはNRLにはHaziraで生産されたガスに対する権利はないとし、NRLの請求に対する支払いも拒絶したことから、両社の関係は益々悪化した。
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